セブンD
子供を事故で死なせ、心に傷を負った夫婦が
わけあり洋館に
引っ越しきた。
夫はベストセラー作家。都会の喧騒から田舎の静寂した村で執筆活動。
ん〜なんとなくシャイニング的始まり。
っかそのままじゃん。
夫が次第に変貌していく様子は、
ジャック・ニコルソンを参考にしているだろうけど切迫感にかける。
魔物に取り憑かれる狂気っぷりが足りなかったかなぁ〜
息子を事故で亡くし中々立ち直れない妻。
息子の亡霊を追いかけて沼に沈んで行く夢。
朝目覚め、布団を捲ると下半身泥まみれ。
幻覚、幻聴だと思っていたのが実は亡霊の仕業だった。
過去に沼で何が起きたのか調べる妻。
現実と向き合い、戦って行く姿は、
やっぱ妻は強いなぁと感じる。
一方夫は、
亡霊に取り憑かれ顔色悪くなってるし。
正統古典ホラーって感じで楽しめた。
ラスト、沼からヌゥーとゾンビがでて来るシーン。
サンゲリアだー‼︎
是非ご鑑賞下さい。
ゆれる心情
「作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演女優賞、監督賞の最多5部門でノミネートされた。助演女優賞には同作から樹木希林、松岡茉優の2人が候補に」。
「そして父になる」
子供取り違えで6年間過ごした2組の親子のドラマ。
エリートサラリーマンと電気屋のオヤジ。
ぴったりのキャスティング。
対照的な2人、子育ても対照的。
なんでも1人で出来るようにと一緒にお風呂も入らない父親。
子供と向き合い、時間を大切にする親父。
心情をピアノで表現して、美しい映像でドラマが進んでいく。
印象深いシーン。
子供を実の父親リリーの家に預けて、1泊させる途中、ロングショットで田舎の田畑を車で走るシーン。
ピアノの音と映像が美しい。
風景と心情が絶妙に一致。
子供に対しての「ありがとう」。
顔見ないで無表情。
満面の笑顔で頭を撫でながら。
いいですね〜分かりやすい演出。
後編、父親福山にも変化がでてくる。
幼少時代、両親離婚、父親再婚、父親との確執。母親に対して素直になれない。
リリー親子と会う事で心情に変化が現れる。
是枝監督は気持ちを揺さぶる演出が上手ですね。
それぞれの父親像を天秤にかけた時、偏らないで、水平のまま揺れているのです。
是枝監督のスタッフとして働いていた
「西川美和」監督の作品
「ゆれる」
もオススメです。
ジェームズ・ワン監督
「死霊館」冒頭いきなり不気味な人形の顔アップ。かなり怖い。
見開いた目に真っ赤な唇。
一点を見つめ口角は上がり笑みを浮かべている。
人間に霊が取り憑くという古典的な内容。
恐怖演出の工夫が見事。
暗闇からパンパンと手を叩く音。襖を開けると誰もいない。
恐怖演出は、日常、誰でもしたことのある音を工夫するとかなり効果ありますね。
例えば
「ヘレディタリー継承」
とか。
これもジェームズ・ワン監督
「インシディアス」
館に霊媒師がやってきて反応を調査するシーンはかなり面白い。
コメディ、ユーモア要素あり、でも、ホラー色は褪せないで厚みのある画になっている。
階段を上がる足音が館内に響いてかなり不気味。
壁のシミとか、日が差し込んでいない誰もいない部屋で、子供が話しているシーンは必見。
怖さの中にユーモアありです。
是非ご鑑賞下さい。
2019/2/8公開
ジェームズ・ワン監督
「アクアマン」
公開間近ですね、楽しみです。
伽倻子の声真似したら喉が焼ける
昨年、2回同じ映画を観たんです。
まぁ、2回くらいなら面白ければ観るよ!
と、思われるかもしれませんけど。
観終わって、これ、大丈夫かな…トイレの鏡に映る自分の姿見て、俺、大丈夫だよね…。
厭だ〜あぁ〜厭だ〜
叫びたいけど首絞められているような
喉が焼けるような
体が炎に包まれるような
感じでした。
もう、わかった方もいらっしゃると思いますけど、そう、
「ヘレディタリー継承」です。
冒頭から呪われてるのですよ。
呪われ方が半端ないってのもありますけど
呪いにミスが無いんですね。
ホラー界に君臨している、フレディ、ジェイソンでもミスは犯します。間抜けなミスが目立ちますが…。
どちらかというと、「エクソシスト」、「オーメン」よりの精神的怖さが強いですかね。
あと、暗闇も怖いんです。
部屋の隅の暗闇を意識したらとんでもな事になるぞと。
これ観たら意識しちゃいますね。
意識した過去作。
まだあると思いますが代表2作品。
あと、音ですね。
ホラーで音は大事な恐怖演出ですが、これ、完璧ですね。
音演出で画を引き立てるのは、映画全般に言えること。でも、この映画それだけじゃないんですね。生身の音ですね。
日常で、誰でも1回は出した事のある音です。
画と音楽と効果音が絶妙なんです。
伽倻子。呪い率全勝0敗
彼女の呪いも半端ないです。
彼女のもう1つの武器は音ですね。音というか声。
1回は真似しますね!
2回目観た時は、怖さより、あまりの上出来に笑えてきました。
そんなこんなで、久しぶりに強烈に突き刺さる名作に出会えました。是非ご鑑賞下さい。
デパート初売りに群がるゾンビ達
今日からデパート初売りSALE。男性売り場は空いてる。女性売り場はごった返している。
基本男性は、デパートSALEには興味なし。
男性は椅子に座って片手にスマホ。
修羅場と化しているのは30%~40%OFFの女性売り場。
ゾンビ顔負けの形相で品定め。
特に財布は売れる。
泣いている子供もいるが母親はそれどころじゃない。
お父さんが子供を癒しているが泣き止まない。
子どもは母親じゃなきゃダメなのね。
故ジョージAロメロ監督の「ゾンビ」という伝説的カルト映画がある。
ロメロ監督はショッピングモールでワゴンのSALE品に群がる人間を見て、ゾンビの群れが生まれた。
と、いう事は、
日常の出来事がヒントになり、チャンスにもなる‼︎
ロメロ版「ゾンビ」超〜名作。
リメイク版「ドーン•オブ•ザ•デッド」もオススメです。
明けましておめでとうございます。
記事デビューが1月1日とは今年はいい事ありそうな予感する。いや、ありそうじゃダメか、
自分で作っていかないと。昨年の事は振り返らないで未来の事を語りたいけど、1日前くらいはいいか。大晦日。switchのソフトbiohazardリベレーションズ買った。biohazardは1から7までプレイしてるけどリベレーションズは始めて。噂で1に匹敵するくらいの恐怖と聞いて楽しみにしていたけどプレイ3分で不満。
最初が大事だと思うんですよね。よくハリウッド映画が使う手法、怪物が登場する前兆みたいなの。あれあまりやり過ぎると恐怖が半減する。怖くないですね。1と比べるのは良くないけど、でも比べると、食堂の暖炉の側でムシャムシャしてる何かがいる。形は人間。しかし、振り向くと、顔がドロドロの溶解人間。いや、撃っても撃っても起き上がり襲いかかるゾンビ。もうパニックですね。この予測不能な出来事がいいですね。まぁタイプの違う作品だから仕方ないのか。映画に例えるならエイリアとエイリア2。と、こういう感じで年末を過ごし今に至ります。日常に映画を重ねた記事をこれからも書いていきたいと思うのでよろしくお願いします。