テンポの良いシーン1
圧倒的という言葉にぴったりなぶっ飛び映画、
「マッド・マックス 怒りのデスロード」
荒野に佇むマックスとV8インターセプターの2ショットがめちゃくちゃかっこいい!
「狂ってるのは俺か、それともこの世界か」
狂った人間が狂った混沌とした世界にして、マックスという亡霊が生まれた。
つまり
怒り
怒りの暴走。誰も止める事は出来ない。
非常にストーリーは単純明快で前作と繋がっているようで、繋がっていない。
説明なし、ビジュアルで魅せるとてつもない作品。
場面が視覚的に変化して、その後、音がついてくる。
ウォータンクに付いている、汽笛みたいなものを引くと、ブォンと響く。
そして、低音サウンドが重なる。
音が重なり合い、スピード感か増す。
砂嵐から脱出した後、フュリオサは砂まみれになったウォータンクを金属棒で叩く。
ゴォーン、ゴォーン。と響く。
金属音に合わせてサウンドが重なり、場面に厚みが増してリズム感が生まれる。
その後、マックス、フュリオサ、ニュークス
との取っ組み合いの喧嘩が始まる。
滑稽で楽しいシーン。
前のリズムカットがあるから生かされる。
非常に計算されている。
テンポの良さ、キレの良さ、キャラの良さ
抜群にいいですね。