映画散歩

映画🎞好き。水泳好き。泳いだ後の映画鑑賞、頭が冴えるが眠たくなります。

テンポの良いシーン3

市川崑監督「犬神家の一族」。

誰もが知っている名作中の名作ですね。

リメイクもたくさん作られてきました。

スペシャルドラマも毎年のように放映されてますね。忠臣蔵犬神家かってくらいに。

犯人は誰もが知っているし、今更ネタバレも何もないですよね。

金田一耕助(石坂浩二)。やっぱ1番しっくりきます。ドラマ版の古谷一行も馴染み深くて結構好きですね。

冒頭、フィクサー・犬神佐兵衛(三國連太郎)が死亡。家族集まり、弁護士が読み上げる遺言書を聞く。

そしてオープニングクレジット。フォント太字。心地よい音楽に乗せて斬新な文字配列。

市川崑監督の映像表現に影響された監督は多数いる。「エヴァンゲリオン庵野秀明監督もその1人ですね。

心地よい音楽が一転。

急に不安にさせる音から始まる。

落とし方がいいですね。

 

沈みかけたボートに一目散に駆けつける金田一のカット割り、いいですよね!実験的で。

テレポーテーションしてる感じで面白かったですね。

映像でテンポ良く進んで、音で不安を誘うみたいな感じが、この時代の日本映画ぽくない魅力を感じます。

角川映画第1作「犬神家の一族」新しい道を開拓して挑戦した、映画人が撮った映画の代表作ですね。

必見です。

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